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イタリア生活情報「イタリア生活ボローニャの部屋探し事情−中編」

イタリア留学「壁の中は、高嶺(高値!)の花…」

CIAO!SOFIAです。 さて、今回のお話は・・前回の続き…
SOFIAがいかにして、ボローニャの部屋を探したか、
そして、その部屋探しの実態は・・のお話です。

さて、イタリア生活で部屋を探す方法として、まずあるのが、
その名もずばり、POSTOLETTO.COMとうサイトからのアプローチである。
SOFIAがどうしても受け入れられないといった、あのベッド一つ貸しの ポストレット…

でもこのサイトは、シングル部屋も一応取り扱っている。
SOFIAは、もちろんここのサイトでもいろいろと物件を探してみた。
しかし…そのときは、まだインターネットを使える部屋に住んでいなかったのだから、
その方法も限度があった。

なにしろ、物件がでるとすぐに連絡があるらしく、物件の案内があってから、
しばらくして電話してみても、もうすで”売約済み”になってしまっているものばかりである。
インターネットを駆使できる環境にない限り、このサイトで探すのはます無理だった。

もちろん、不動産屋に頼んでみるという手もある。しかし、手数料が高い…
これは最初からSOFIAのプランにはなかった。
では、どうやって物件を探すかというと、
最もポピュラーで、イタリアに生活する大半の学生がこの方法で さがしているであろう
“街の張り紙広告”である。 年がら年中であるが、街のあちこちに張り紙
(街の壁や、バスの停留所、電話ボックスなど) が張られ
”シングル貸します!短い週の方優先!諸経費込み420ユーロ、
街の中心、チェントロの○○通り!”などという宣伝文句が書かれてある。

その物件に興味あれば、その紙の下方に切れ目をいれていくつも書かれてある、
連絡先電話番号の一枚を、紙から切り取って行くのである。 この張り紙の量が
9月に入ったとたん何倍にも膨れ上がり、街のあちこち、 ボローニャ大学の周辺の
壁という壁に張られまくるのである。 で、その張られるそばから、電話番号の小さな
切れ端の電話番号を引きちぎり、 電話をかけまくるという光景が見られる。

とにかく、すこしでも良い物件を求めて 9月に入ったとたん、その張り紙を見て
電話をかけまくる学生たちであふれて いるのである。

この頃にSOFIAも部屋を探し始めたのであった。街を歩き回り

ちょっと良さそうな物件があっても、まず電話番号札は全部ちぎられている。
これは大変だ〜と始めてすぐに思ったものである。

そして、同じくこの部屋探しをし始めてすぐのとき、ものすごくいい条件、
もちろん壁の中のチェントロ、家賃も350ユーロという破格値のものを見つけた。
SOFIAも思わず飛びつき、早速電話をしてみると、30分後くらいに
部屋を見に来ていいというではないか!

SOFIAは、天にも昇った気分で、時間ぴったりにその部屋を尋ねていった。
で、その住人(男、30代、一見まじめ風)がでてきて、そのシングルはこの部屋だよ
と案内をしてくれるのである。部屋はたいしたこともなかったが
とにかくチェントロで 願っても無い立地、値段であった。その出迎えてくれた住人は
男だったけど、 他は、今は出かけているが、あと一人女の子が居るといい、
バスルームも2つあるから快適だよと説明してくれた。

こんな中心で、シングルで、ネットが使えて…しかも350ユーロ!!
一人くらい男がいたって、バスルーム2つなんだし、いいかな〜
わーい、わーい、ここに決〜めたと、思った瞬間
はい、これ書いて!」といわれ、なんだかリストのようなものを渡された。

へっ??と見ると、そこには、ぎっしりと女の子の名前と電話番号が
書かれてある。

しかも、なぜか年齢まで!! 「あの〜、これは…?」
と尋ねるSOFIAに、「昨日から張り紙を出したんだけどね
君で、42番目だよ、ここを見に来たのは。明日には締め切って
その中から、一人を選ぶんだよ

もし選ばれたら電話するから、 ここに電話番号を書いていってね」といい
リストを渡され、次の子が 来るから早くしろとまで、言われた…

えっ?なに、これって品定め??しかも、なんで年齢まで書く必要があるの?
もちろん、SOFIAはものすごくサバを読んで、年齢を書いた。

正直に書いたら、絶対にこの面接(以後、こう言っていた)には
受からないであろうと瞬時に判断したからである。
え〜、昨日から張り出して、もう私で42番目…・すごい競争率である。

で、もちろん、そこから電話がかかってくることはなかった

しかし、しかしである。SOFIAには疑問が残る!
なぜ、年齢まで 書かなくっちゃいけないのであろうか…
もしかして、あの男は、他の住人が留守をいいことにして
絶対に女子学生が集まってくるような、
願っても無い条件を出し、住人の募集をし、
それでたっくさんの女の子の 品定めをしているのではないか!

考えてみれば、こんなに都合のいいことはない、
なにもしなくて家にいるだけで、わんさかと女の子が電話をしてきて、家にまで来てくれ、
それに電話番号まで(そして年齢も!)残して言ってくれるのである!

こんな好都合なことが他にあるだろうか!! と、面接で落とされたSOFIAは
余計な詮索をしながら、あんなところは面接に
受からなくて良かったと自分をなぐさめたものである。

しかし、その後も、ますます惨めになるばかりであった。
とにかく、断られまくりである。 電話して、こちらが外人とわかるやいなや
とってつけたように、 「え〜っと、あ、ごめん、さっき決まった所なの!」
なんて言ってくれるのは、かわいい方でイタリア人じゃなきゃダメだの
ボローニャ大学の大学生じゃなきゃダメだの、いろんな 理由で断られた。

その中には、もちろん「じゃあ、部屋を見に来て!」といってくれたところもあり
地図を片手に何軒訪ね歩いたことか… とても愛想良く迎えてくれて
こちらとしては内心「おっ、これはいけるかも」と思ったところ
でも全く、いい返事はもらえなっかた。

まだ返事をもらえるのはいい方で、電話番号をおいていっても
全く何の連絡もなく、そのうち、「あ〜、また面接に落ちた…
とあきらめるしかなかった。

バブル期に就職活動をしたSOFIAだから(あっ、年がバレる!)
こんな思いをしたのは初めてだ。 しかも、その後の転職時でも運良く
すべての面接にはパスしてきたSOFIAなのに
ボローニャの部屋を借りるための面接のハードルは、その何倍も高かったのである…

その頃、ボローニャの街を歩き、いくつもいくつもある家をながめながら
「なんで、こんなにたくさんある部屋の、そのたった一つも、SOFIAに
貸してくれるところは無いのぉ〜??!!」と涙目で眺めたものである。
本当に、惨めだった… そして、もちろん条件はだんだん変っていった。

もはや、壁の中なんて言っていられなかったのである。
そして、壁を越えた 1つ目の停留所付近、そして2つ目…と
だんだんとその対象は壁から離れつつあった。

それでもなかなか見つけることはできなかったのである。
そして、もう絶対見つからないんじゃないか…と思い始めた
ある日のこと、携帯に一つのメッセージが入っていた

その結末は……!次回、後編(これで、完結!)で明らかに!!

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