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イタリア生活情報「イタリア生活ボローニャの部屋探し事情−前編」

イタリア留学「壁の中は、高嶺(高値!)の花…」

CIAO、SOFIAです。 さて、今回のお話は…
前回SOFIAは、イタリアのボローニャの郊外に住んでいると触れましたが
ここに落ち着くまでには、それはそれは大変なことが いろいろとあったのです。

ボローニャの中心地は、そのままずばりチェントロ(中心)
と呼ばれているわけだがもう一つの呼び方がある。
それは、“壁の中”。 なぜ“壁の中”かと言うと
イタリアの都市はどこでもそうだが、 中世の時代には街自体が防衛のために
ぐるりと城壁で囲まれていて、
現在では、その時代そのままに残っているところもあれば
そうでないところもある。

ボローニャはと言うと城壁自体は19世紀になって、すべて取り壊され
その部分は いま環状道路となっている。
でも、門だったところはちゃんと残っているのである。
で、その門の内側つまり中世以来
れっきとしたオリジナルのボローニャの街であった。
市街地部分を“壁の中”と呼んでいるのです。

そして今では、もっと広域に亘って、ボローニャと呼んでいるので
ボローニャの中でも“壁の中”と“壁の外”という地域に
分かれているのである。

“壁の中”…日本でそう聞くと、なんだか、塀の中の面々みたいで
あまりそこの住人にはなりたくないと思うものだが
ボローニャではこの“壁の中”に住んでいるという事は
壁の外の住人にとっては、垂涎の的でもある。

やはり、バスなどを使うこともなくどこにでも行けるし
便利であることには間違いがない。
しかし物件がないばかりか、とにかく家賃がすごく高い!!

東京並みといっても過言ではない。
あるいは物件によっては東京以上かも

「どこにお住まいで?」 「○○通りでございますわ、壁の中ですのよ、オホホ」
「あらそれは羨ましい・・わたくしなどは、壁の外ですのよ」

という会話が成り立つ!? まあ、実際にはこんな風だけど

「どこに住んでいるの?」
「○○通りだよ」
「えっ、マジ〜、それってチェントロじゃん、めっチャいいね〜、
私なんて壁の外だよ〜、それもかなり外!」

って感じだろうか。 とにかく、ボローニャの壁の中は、いつも住居不足である。
これは今に始まったことではなくて、中世の時代からそうであったために
ポルティコ(柱廊−1階部分が公共の道路、2階部分以降が住居になっている。

アーケードのようなもの)が出来たくらいなので、昔からのようである。
ここボローニャは学生であふれている街であり、しかもその学生達は
より快適な 学生生活を満喫したい為に、とにかく壁の中に住みたがるものだから
大学が始まる9月に向けて、夏のバカンスが終わるとすぐに
何千という学生が一斉にボローニャの壁の中にある部屋を探し始める為
その争奪戦といったら半端なものではない。

部屋といっても、日本のような1件1件が孤立したアパートの部屋ではなく
何部屋かある一つの家を皆でシェアするのである。

だから、もちろん台所やバスルームは共同である。
もちろん、アパートもあるのだが、そうなるとさらに値段が上がり
学生ふぜいでは とうていてを出すことができない。

SOFIAもたまたまその時期に、部屋を探さ無ければいけなくなり
その争奪戦に巻き込まれたが今思い出しても、泣けてきそうになるくらい
この部屋探しには、本当に苦労した。

まずこの部屋探しを始めて、いろいろと驚いたことがあった。

1.Postoletto(ベッド貸し)とう形が主流であること

なんだ、それ?って感じだが…
まず日本では考えられないことなので、想像しにくいと思うが
一部屋を借りるのではなく、一部屋に二つベッドが あるとして
そのベッド一つ分を借りること。

もろろん他の知らない人とその部屋は共有。
これだと、1ヶ月の家賃(ベッド賃)が
250ユーロくらい(約4万円)から探すことができる。
でもこれがシングル(一人部屋)となると
400ユーロ(約6万4千円)以下ではまず探せないし
ちょっといい物件になると500ユーロ(約8万円)以上はする。

そして、なにより数が少ない。
一人部屋って言ってもあと台所やバスルームはもちろん共同である。

どう思います?高いでしょ、こんな条件にしては?

2.Settimana Corta(短い週貸し)というのがあること

短い週?やっぱりなにそれ?である。SOFIAもてっきり
短い週というからには 4〜5週間の短い間貸してくれるってことか?と思っていた。
そしたらなんと短い週とは、言われればそのままずばり
月から金までの短い一週間という 意味で
月から金までだけ貸しますよってことだった。
はっ?じゃ、土日はどこへ行けっつーの!!って感じだが
ボローニャの大学で
学んでいる学生は、ボローニャ周辺の都市から来ている子たちも多く
週末には、それぞれ実家に帰るんだそうな…

は〜そういうことだったのね…でもでも!これじゃ〜、SOFIAには困るのよ!!
いくらなんでもこの年になって、見ず知らずの学生と一部屋を共有するなんて
さすがに絶えられない、出来ない!Postoletto(ベッド貸し)なんて、ダメダメ!
絶対にシングルじゃyなきゃ!

お願いたとえ3畳一間でもいいから〜

それに土日に実家に帰るなんてことも出来ない!!
しかも大金は出せない、インターネットがつながらないと困る…
あと、男女混合は嫌だ女の子だけのところがいい!
と条件が多かったので、そんなところは一部屋としてなかったのである。

でも、これって女として最低条件ではあるまいか???
なにも途方もない条件をだしているわけではない!
と思っていたのだが…が、そこからSOFIAの、聞くも涙、語るも涙の
“地獄の部屋探しロード”が始まったのである!!

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