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イタリア生活・イタリア留学ガイド.jpイタリア生活・イタリア留学ガイド.jpスタッフ日記

イタリア生活情報「イタリア人は、“おしん”かっ?!」

チャーオ!SOFIAです。 さて、今回のお話は・・・イタリア人は“おしん”かっ?!という
衝撃的タイトルでありますが・・・
皆さん、“おしん”当然ご存知ですよね〜?あの、日本が泣いた、世界も泣いた!

という辛抱物語。

イタリアで生活する 前は、日本人は我慢強い、我慢は日本人の専売特許
反対にイタリア人はなーんにも我慢しない人達というイメージだったのです。

でも、なんかそんな感じしない?皆さんも?
それが、意外や意外!イタリア人は日々、忍耐強ーい生活をしているのです。
“とにかく文句を言わずじっと待つ”これが、SOFIAが発見したイタリア人の一面。

私の住んでいるボローニャという所は、ボローニャ人いわく、
イタリアでも最も教養高い街の一つで、
なんでも“ちゃんとしている”ということであるので、こういう現象は
もしかしてその誇り高きボローニャ人だけなのかもしれない。
南の方に言ったりすれば、そんな我慢強いイタリア人はいないのかも
しれないが(南の人、ゴメン!)、 とにかくボローニャ人は
理不尽に待たされることに対しても、
じっと待つことに完全に慣れている。
・・・ように見える。それはイタリア生活の日常の様々な場面で起こる。

郵便局や銀行の窓口でさんざん並んでやっと自分の番が
来たにもかかわらず、担当者次第で荷物が送れたり送れなかったり、
手続きができたりできなかったりしても、ダメなときには文句も言わず
素直に引き下がる。

「あれっ、おかしいな〜」くらいは言うにしても。
その手続きのやり方を知らない担当者にあたれば
その日は不運だったと言うだけだ。

昨日はできたことが、今日はできないということが普通に起こる。
でもそれで、担当者にかみついたりはしない。
スーパーのレジでも、そのレジのおばちゃんの知り合いが来て、世間話に話がはずみ
一向に自分の番が来なくても、
また自分の前の人のカートいっぱいの大量の購入物の計算が全部終わって、
ああやっと自分の番だと思ったところ、レジ係が合計額がおかしいから
計算を間違ったかもと言い出し、また一からレジをやり直したりしていても
怒り出したりはしない。

「仕方ないさ」とつぶやき、このレジを選んだ自分が悪かったのさとでも
言い聞かせるようにフッと苦笑いをし
さらに10分自分の番が来るまでとにかくじっと待つ。

SOFIAはこの手の“待つ”ことになれていないので
こういう場面で毎回かなりムカつく。
日本だったら、そう言うときは、レジ長みたいな人がすっとんできて、
すぐに新しいレジを開いて「お待ちのお客さま〜、こちらへどうぞ!」
などという対処をするんだよっ、などと思い、顔を引きつらせながら待っている。

ま、さすがにSOFIAもお行儀の良い日本人なので、そこで怒り出したりはしないけど
動揺は隠し切れない。 他にも、5分おきに来るはずのバスが
15分おきに3台連なってくることが
しょっちゅうという運行ぶりにも、怒っているのはいつも日本人のSOFIAばかり。

「だったら時刻表も15分おきにしろ!」と怒るSOFIAを、ボローニャ人は
「でも、ほら3台目はがらがら、15分待った甲斐があるね」となだめる有様。
こんなことを書くと、SOFIAはそんなささいなことでしょっちゅう怒っている
ような感じだが、そういうことがあまりに多くて時々爆発しているのですよ。
だって、本当に多いのよ、そういうイライラの種が。

ボローニャにも年に何回かは雪が降ったりする。そうなると、やっぱりバスの
運行も乱れまくり。 ある店で待ち合わせをしていたが
バスがなかなか来ないので、仕方なく
雪の降るなかを、とぼとぼとある店に向かって歩いていった。
体も足も冷えて、早く暖かな店に入りたいとその一心でようやく店にたどり着くと、
7時半からのオープンで、その時刻をすでにまわっていたにもかかわらず、
店の若者に「あと10分ほど待っていてくれ、まだ準備中なんだよね」と言われ、
店には入れなった。連れのイタリア人たちは、普通に「Va Bene(いいよ)」
と言って(よくないっつーの!!)、まだ雪がしんしんと降る中、背中を丸めて、
凍りつく足をこすりながら、ひたすら外で待っているのであった

「我慢、我慢」と言いながら・・そのとき、SOFIAは思った。
“イタリア人はおしんである”と。まさに、涙を誘う光景であった。
しかしその時、SOFIAが文句たらたらであったことは言うまでもない。
ところが、そういうSOFIAではあるが
さすがに最近は、かなり寛大になってきた。 というか
ようやく慣れてきたと言った方がいいのか・・・文句を言ったところで
しょうがない、それでことが早く進むわけでもなくて、反対によけい時間がかかる

ことになりかねないし、気分を害すだけ損であるということが、
なんとなく分かってきたからである。イタリアに住んでいるおかげで、
なんと“寛大さ”を知らず知らずに身につけるようになれる!

今後も、嫌がおうにも、ますます寛大になれるように修行ができることであろう。

でもこのおしんのような人たちに追いつくには、まだまだ時間がかかりそうだ…                        

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